【北区伝統工芸】凧絵(志村先生)
少し趣向が変わりますが、東京の伝統工芸をご紹介します。
東京都北区には、江戸から続く伝統工芸職人さんがたくさんいらっしゃいます。
本日は、そのなかでも「江戸凧絵」のご紹介です。
江戸庶民の遊びとして隆盛を極めた「江戸凧」
その特徴でもある歌川派の技術を継承されたのが、志村先生です。
凧作りは、まず丈夫な和紙に絵柄を墨で描きます。
写真の武者絵のような髭の躍動感、筆勢(けがき)が歌川派の特徴とのこと。
その後、透明感のある染料での色付け、骨付、糸目付という行程を経て
江戸凧が完成します
とても美しいですね!江戸から続く伝統の命を感じます。
志村先生は、私の親族がおつきあいをさせていただいておりまして
先日ご挨拶をさせていただきました。
その際にとても美しい作品に心奪われてしまい、
こちらのブログでもご紹介した次第です。
江戸凧作の体験もできるようですので、
ご興味のある方はぜひ下記までご連絡してみてください。
江戸文字凧絵体験 志村康夫先生
03-3901-7667 (10:00-18:00)
1回4名まで/10-50歳位の方/1人2,500円
招き猫を描き、骨を張り、河川敷で凧揚げ体験(約2時間)
北区志茂5-39-2
飛鳥山動物病院 代表 川口 悠爾