セミナー参加報告(文献情報の探し方)
先日、埼玉県入間で開催された学術セミナーに参加しました
講師:山下 貴史 先生
テーマ:町の動物のお医者さんの情報の探し方2
筋道のたった、適切で論理的な診断をするための、
医療者の思考プロセスを「臨床推論」と言います。
山下先生は小動物医療における臨床推論の第一人者です!
今回のテーマは、
「どのように学術論文(英語文献)を、身近に利用するか」
普段、飼い主様に診断や治療のお話をする際に、
「根拠となる情報のひとつ」が文献報告です。
獣医療は日々進歩していて、次々と新しい文献報告が生まれています。
ただ、その全てが、適切な手法や吟味をされているわけではなく、
文献を書いた方の「こうあってほしい!」という意見が強く反映されていたり、
また資料作成に資金提供をしている企業の影響がでていることもあります。
ですので、その文献ひとつひとつを、
しっかりと吟味して(なおかつスピーディーに)読む必要があります。
今回、山下先生から
「日常の診療の中で、どのように文献情報を活かすか」をテーマに
詳細にご講演いただきました。
とっても楽しい!ご講演でした、ぜひまた参加したい!!
明日以降の診療に役立てていきたいと思います。
獣医師 川口