セミナー参加報告(運動器疾患/ロッキングループ実習)
先日、上野で開催された外科セミナーに参加しました
講師:中島尚志 先生 (HJS)
テーマ:運動器疾患と診断 / ロッキングループ実習
運動器疾患とは、主に骨や関節の病気のことです
実はこの運動器疾患、飼い主様が気づかぬうちに
すでに動物さんに存在していることもあるのです
痛がって声をあげたり
脚をかばって地面につかなかったり
うずくまって動かなかったり
そんな症状があれば、すぐに気づかれると思いますが…
しかし、皆さんが見つけづらい運動器疾患もあるのです!
元気に走りまわっているのに、なんと足の関節が外れていた
いつも通り元気そうだけど、実は痛い脚をかばっていた
小型犬や猫では、そんなことも散見されます
今回のセミナーでは
「いかに早期に運動器疾患を発見するか?」をテーマにご講演いただきました
動物さんたちは、痛くても言葉で訴えることができません
そんな彼らのために、できるだけ早期発見/治療ができるよう、
明日からの診療に役立てていきたいと思います
(写真はセミナー中の外科実習風景です。
セミナーでは、このような代替品で手術の練習もします。
手術技術も日々鍛錬!よりよい医療の提供に努めたいと思います)
獣医師 川口