飛鳥山動物病院 徒然日記

2017年に開院予定の飛鳥山動物病院ブログです。

セミナー参加報告(エコー実習 宮林先生)

2016.10/20、横浜で開催された

iVEAT主催の超音波実習のセミナーに

勤務病院の院長(本庄犬猫病院 山本先生)のご配慮で参加させていただきました。

 

講師:宮林 考仁先生

※ アメリカ獣医放射線学の専門医であり、

 画像診断の権威でいらっしゃる方です。

講義内容:全6回コース 第1回 超音波の基礎について

 

超音波って?

音は、空気を振動して伝わります。

その振動を数値にしたのが、周波数(Hz)です。

音が高いほど周波数は高くなり、

ある基準を超えるとヒトは聴取できなくなります。

この、「ヒトの耳で感受できない音」を、超音波と言います。

 

超音波検査って?

超音波には、一定方向に強く進む性質があります。

これを利用し、生体の内側に向けて超音波を発信し、

そこからかえってくる反射波を画像化することで、

その部位の断面像が描出できるのが、超音波検査です。

 

毛刈りが必要ってホント??

超音波検査では、発信した超音波の反響を受信しています。

機械と生体の間に、毛が多量に存在すると、

毛の周囲にある空気が、超音波の邪魔をして綺麗な画像が描出できません。

精密検査をする場合は、毛刈りは必須なのです!

 

プローブのつかみ方

プロの料理人やスポーツ選手が、器具の持ち方から繊細にこだわるように、

腹部超音波検査においても、

「どのように機械を持つのか」というのは、とても重要です。

超音波検査機において、手に持つ部位を「プローブ」と言います。

プローブ把持のポイントは、以下の通りです。

・親指の股で支えること

・中指を腹部におしこめるように持つこと

・肘はまっすぐプローブと同じ角度にする

 

今回学ばせていただいたことを活かし、

明日からの超音波診断に役立てていきたいと思います。

 

獣医師 川口